先日、PMPという資格を受験してきました。
結果は、全領域Above Targetという予想以上の成績で合格。
この記事では、AIを活用した私の勉強法を余すところなく紹介したいと思います。
「絶対にPMPに合格したい!」
そう思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
PMPとは
PMPは、PMIによって認定される、プロジェクトマネジメントの資格です。
プロジェクトマネジメントの専門知識を証明する資格として、世界中で広く認められています。
Above Targetとは
PMP試験のスコアは、4段階で評価されます。
- Above Target
- 期待水準を超えたパフォーマンス
- Target
- 期待される水準を満たしている
- Below Target
- 期待される水準に少し達していない
- Needs Improvement
- 著しく期待水準を下回る
試験全体のスコアでTarget以上を取れば合格となります。
PMP試験は「People」「Process」「Business Environment」の3領域から出題されます。試験スコアもこの3領域ごとに評価がされます。
私は、3領域すべてでAbove Targetを取ることができました。
試験後に下の画像のようなレポートが出ます。赤枠で囲んだ部分が領域ごとのスコアです。

なぜこの記事を書くのか
Above Targetを取ったからといって特別なメリットはありません。
しかし、PMPに必要な体系的知識を深く理解できたという自信を持つことができました。
PMPの試験は答えを1つに絞るのが難しいとよく言われますが、私は実際の試験でも回答に迷うことはほぼなく、自信を持って回答を進めることができました。
試験時間も余裕があり、30分近く余らせて退席しました。
今の試験形式が変わらない限り私の学習方法は効果的に感じています。
そこで、これから受験する方々の参考になればと思いこの記事を書くことにしました。
この記事のポイント
私が実践した勉強法は以下のポイントに基づいています。
- AIを最大活用
- 知らない用語をゼロにする
- PMIイズムを脳に染み込ませる
- 冷静さを養う
AIを最大活用!PMP学習を強力にサポート
私が今回のPMP試験でフル活用したのが、AI(ChatGPT)です。無料版しか使ってません。
PMP合格では、専門用語とPMIイズムの理解が不可欠です。
そこで、私はAIとのやり取りを通して、PM用語やPMIイズムを効率的に定着させました。
知らない用語をゼロにする
知らない用語は即AIに質問!
勉強をしていると、知らない専門用語に次々と出くわします。
そんな時、私は間髪入れずにAIに質問しました。
例えば、「スパイク」という用語が出てきたらこのように質問しました。
「スパイクとは何ですか?PMBOKやアジャイル実務ガイドに基づいて詳細に教えてください」
するとAIは、靴のトゲトゲのことではなく、ちゃんとPMにおけるスパイクの意味を教えてくれます。
こうして、手軽かつ爆速で用語の理解を深めることができました。
※ただし、AIは間違っていることも多々あるので教科書やGoogle検索も一緒に使うなど注意は必要
イメージが掴みにくい用語は即 画像検索!
AIに質問しても、いまいちイメージが掴みにくい用語もあります。「◯◯チャート」や「◯◯マトリクス」など。
そんな時は、Googleの画像検索を活用しました。
例えば、「要求トレーサビリティマトリックス」という用語であれば、その具体事例を検索して、ビジュアルイメージや使い方のイメージなども理解するようにしました。
こうして集めた用語の意味や画像は、notionで一覧化していつでも情報を引き出せるようにしました。
これはとても役立って、試験直前に短時間で振り返ることができ、知らない用語ゼロの状態で本番に望むことができました。
知らない用語がないというのはとても大事です。
このおかげで、実際の試験でも問題文や選択肢の内容を正確に理解することができました。
PMIイズムを脳に染み込ませる
PMIイズムとは、PMIが理想とするプロジェクトマネジメントの在り方です。
プロジェクトマネジメントの倫理観や価値観を表すもので、PMP試験の土台になっています。
いかにこのPMIイズムを脳に染み込ませて試験に臨めるかが非常に重要になります。
PMIイズムに関する情報を収集する
まず公式情報としてPMI ECOやPMI倫理・職務規定(後述)を読みました。
またイトーダさんの「I LOVE PM」というYouTubeチャンネルもPMIイズムの理解に役立ちました(こちらも後述)。
PMIイズムもAIで理解を深める!
PMIイズムもAIにまとめさせたり、具体的な事例を質問したりして理解を深めました。
例えば、間違えた演習問題の解説文が納得できなかったときはこのように質問しました。
「◯◯なシチュエーションのとき、プロジェクトマネージャーはどのように行動すべきですか?PMIの方針に従って回答してください」
ChatGPTにはかなりPMIイズムが染み込んでいるようで、教科書の解説文以上に納得感のある解説をしてもらえることも多かったです。
冷静さを養う!試験本番で実力を発揮するために
PMPの模試を受けていたとき、私はあることに気づきました。
それは、自分の心が冷静で落ち着いている時は高得点に、自分が強いストレス下にある時は低い点数になる、ということです。
嘘のような本当の話。
理由を分析した結果、気持ちが落ち着いている時は、問題文から得られる情報が多く必要な論点を理解できる。
逆に冷静でいられない時は、必要な情報を見落としていたり、論点を見誤っていたりしていました。
意思決定をするためには何よりも冷静さが大事。
これはPMP試験において実務と同じ重要ポイントかもしれません。
PMP試験は4時間という長丁場の試験です。
この4時間を、いかに冷静かつ集中した状態で迎えられるかを大切にしてください。
ちなみに私は、
- 瞑想や深呼吸でリラックス
- 白湯を飲んで身体を温める
- 気温を22度〜24度に保つ(脳がもっとも集中できる気温らしい)
- 鼻で呼吸する(脳を冷却できるらしい)
- ジョギング&ストレッチで頭に血を送る
といったことを取り入れました。PMP合格後もこの習慣を継続しています。
やり方は人それぞれだと思います。
自分なりの方法を見つけ、試験本番で実力を最大限発揮してください!
具体的な勉強方法
具体的に扱った教材とその使用方法を紹介していきます。
動画教材
教材名 | 価格 | 学習時間 | 重要度 |
<Udemy> 「PMP®認定試験」で一発合格を目指す! 効率的な試験対策のための戦略コース (2021) アジャイル対応 | ¥2,200 (割引価格) | 8時間 | 低 |
<Udemy> PMP Exam Prep Seminar – Earn 35 PDUs by completing the entire PMP course | ¥1,800 (割引価格) | 25〜35時間 | 中 |
<YouTube> I LOVE PM / プロジェクトマネジメント専門チャンネル / イトーダ | 無料 | 適宜 | 高 |
最初は、動画教材でプロジェクト・マネジメント知識全体の基礎をインプットしました。
まずはUdemyの講座です。
実のところUdemyの講座2つは、24年の1-3月頃に受講しました。約1年前となります。
この時期はPMPの受験を決意したものの、受験勉強に当てる時間をなかなか確保できませんでした。
申込みだけ行って1年間放置していたんですが、PMPは申込みが受理されてから1年間経つと再申し込みが必要になります。自分はギリギリでした。
みなさんも受験の期限には注意してください。
Udemyの動画教材は、全体的な基礎を学ぶのには良い教材でしたが、良い点、悪い点があるので自分に合うか吟味するようにしてください。
「PMP®認定試験」で一発合格を目指す! 効率的な試験対策のための戦略コース (2021) アジャイル対応
こちらは、PMBOK第6版が中心で、プロセスやITTOの学習が中心です。
予測型のプロジェクトマネジメントやプロセスの基礎を網羅的学ぶことができました。
しかし正直なところ現在の試験形式に対しては少し情報が古いように思います。
予測型を大まかに理解している方、PMBOKのプロセスについて既にほかの教材で勉強している方は不要だと思います。
また、PMP受験に必要な35PDUとは関係ない教材ですのでご注意ください。
PMP Exam Prep Seminar – Earn 35 PDUs by completing the entire PMP course
こちらは、PMPの申し込みに必要な35PDUを取得するために受講しました。
セール時には1800円という安い金額で受講可能です。
私は自己負担でのPMP取得だったので、費用を抑えられたのはとても助かりました。
Udemyは頻繁にセールを開催しているため、絶対にそのタイミングで購入しましょう。
この講義は、基本全て英語です。日本語字幕はあるもののスライドが全て英語なので、英語が苦手だとかなりきつい…。私もそんなに得意ではないので、サラッと流し見するくらいでした。
一方で、付属の演習テストは非常に役立ちました。
最初に問題を解いた時、私はまったく正解できませんでしたが、問題に早くから触れられたおかげで、問題のイメージを掴み、学習の観点を身につけました。
これから勉強を始める方にはこの講義でないにしても、早い段階で問題に一度触れておくことをオススメします。
ちなみにこの講義の演習テストも原文は英語ですが、Google翻訳を使えば日本語で解き進めることができました。
I LOVE PM / プロジェクトマネジメント専門チャンネル / イトーダ
イトーダさんという方が、プロジェクト・マネジメントに関する情報を発信しているYouTubeチャンネルです。
PMPに関する情報は多め。このチャンネルの動画を見ることでPMIイズムやアジャイル系の用語などを一段深く理解できました。
特にオススメの動画のリンクをいくつか貼っておきます。
- PMP試験勉強「前」に知っておくべき「PMIイズム」/PMP学習方法/PMBOK/プロジェクトマネジメント
- 【PMP受験者用】予測型・漸進型・反復型・アジャイルの違いをズバっと!(前編)/PMP勉強方法/プロジェクトマネジメント/アジャイル基礎
- 【PMP受験者用】予測型・漸進型・反復型・アジャイルの違いをズバっと!(後編)/PMP勉強方法/プロジェクトマネジメント/アジャイル基礎
- 【PMP受験者用】スクラム3つの役割/アジャイル基礎/PMP勉強方法/プロジェクトマネジメント
②教科書・模試
教材名 | 価格 | 学習時間 | 重要度 |
PM教科書 PMP完全攻略テキスト PMBOKガイド第7版対応 改訂版 | ¥4,378 | 30–40時間 | 高 |
PMI Study Hall™ PMP® Essentials (Subscription) | $49 3ヶ月購読 | 20時間 | 高 |
24年の12月からPMPの勉強を本格的に再開しました。
まず取り掛かったのは、教科書を一通り終わらせることでした。
PM教科書 PMP完全攻略テキスト PMBOKガイド第7版対応 改訂版

私がPMP学習で使った教科書は、これ一冊です(補助的な参考書は除く)。
私は、この教科書を3周しました。
1周目は、全体をざっと読み進めました。
「一度教科書全体を読んだから、触れてない領域はない」と言える状態にします。
各章の練習問題、巻末の模試は1周目のときに全て解きました。
練習問題は、本番の試験よりも簡単なので、気を緩めないように注意(でも最初は全然正解できなかった…)。
巻末の模試は、難易度も形式も比較的本番に近いと思います。
2周目は、Udemy講座の演習テストやPMI Study Hallの模試(後述)を解くのと並行して、丁寧に読み込みました。
模試を解くことで身につけた、問題になりやすい論点(何を問われているのか)を意識しながら、教科書を読み直しました。
3周目は、試験の前日一日。最初から最後まで、全体をざっくりと見直しました。2周目で引いた赤線部分の用語やポイントを重点的に見直しました。
このタイミングで全然理解できてない用語は、念仏のように唱えて無理やり脳みそに詰め込みました。
PMI Study Hall™ PMP® Essentials (Subscription)
PMI Study Hallは、PMIが提供しているデジタル学習ツールです。日本での知名度は低いですが大変重宝したので詳細に記載します。
プランの内容
「エッセンシャル($49)」と「プラス($79)」という2つのプランがあります。模擬試験の数やウェビナーの有無に違いがあります。
私は、受験日まで1ヶ月を切っており、学習時間もあまり残されていなかったので、小さいプランのエッセンシャルを選びました。
PMI Study Hallのコンテンツはほとんどが英語ですが、模試は日本語で受けられます。解説も日本語です。
日本語対応問題だけでも
- フルレングス試験(175問)× 2回分
- ミニ試験(15問)×15回分
計575問の問題に触れられます。私は、575問すべて回答&復習しました。
学習の進め方
解き進めるペースとしては、
- どれだけ面倒くさい日でもミニ試験は毎日1つ(15問)進める
- 正答率8割を目標。所要時間は振り返りも含めて30分くらい
- ミニ試験を5回やったらフルレングス試験を1回分一気にやる
- 正答率8割を目標。問題解くのに3時間、振り返りに2時間くらい
という感じで進めました。
模試と合わせて、参考資料や教科書を使って学習の総まとめをしていきます。
受験直前にはフルレングス模試は70%、ミニ試験は90%ほどの正答率になりました。
問題に知らない用語が出てきたときには、教科書やPMBOK、アジャイル実務ガイドで確認したり、Chat GPTに質問したりして、できる限り用語を深く理解できるようにしました。
PMI Study Hall内の問題解説も丁寧に書かれているので、なぜ間違えたのか、なぜこの答えが正解なのか、を理解することができました。
PMI Study Hallの便利だった機能で、「問題ごとにConfidence(自信度)を記録できる」というものがあります。Confidenceは、下から、Low、Medium、Highの3つ。
私は、以下のように使い分けました。
- High
- 問題文・選択肢すべてに理解できない部分がない。答えの選択肢が答えである理由と、間違いの選択肢が間違いである理由を明確に述べることができる
- Medium
- 問題文や用語はすべて理解できる。しかし、答えの選択肢をひとつに絞りきれないとき
- Low
- 知らない用語や概念が出てきたとき。どれだけ答えに自信があっても、用語を振り返る必要があるという目印として活用
解答後に振り返る際、Confidenceごとにフィルタをかけて見直すことができるため、自分なりの軸を明確にして問題を振り分けておくことをオススメします。
PMI Study Hallの注意事項
注意事項は2つあります。
1つは、最難問のExpertに間違ってしまっても落ち込みすぎないように!ということです。
PMI Study Hall内の模試問題は、難易度が4つに分類されています。
下から、Easy、Moderate、Difficult、Expertの4つです。
振り返りをするときに、その問題の難易度がどれに該当しているのかが分かります。
一通り問題をやってみての見解なのですが、正直、Expertの問題はクセが強くて難しすぎたり、解説を見ても答えに納得できなかったりします。
本番でも、ここまで難しい問題は5問もありませんでした。
この問題にこだわりすぎると、自分の中で養ったPMIイズムやポリシーが崩れてしまい、Easy〜Difficultの問題まで間違い始めるリスクがあります。
あくまでEasy〜Difficultを間違いなく正解できる状態に仕上げるのを目標にしましょう。
もう1つは、PMPに合格したらサブスクリプションの解約を忘れないように!です。
PMI Study Hallは、サブスクリプションサービスです。3ヶ月ごとに追加料金がかかります。
初期設定では自動更新になっています。PMI会員サイト>メニュー> My Subscriptionsから設定の変更ができるので、PMPに合格したあとは忘れずにサブスクリプションを解約しましょう。
③参考資料
教材名 | 価格 | 学習時間 | 重要度 |
PMBOKガイド第7版 | ¥19,800 PMI会員ならPDF無料 | 2時間 | 中〜高 |
アジャイル実務ガイド | ¥8,415 PMI会員ならPDF無料 | 2時間 | 中〜高 |
スクラムガイド(2020) | 無料 | 30分 | 中 |
PMP Examination Content Outline | 無料 | 30分 | 中 |
PMI倫理・職務規定 | 無料 | 30分 | 中 |
SCRUM BOOT CAMP | ¥2,640 | 5時間 | 中 |
教材についての最後は、各種参考資料についてです。
PMBOKガイド第7版、アジャイル実務ガイド


これらは、PMI会員になって無料で手に入れました。
会員になったのが、試験の2週間前とギリギリだったのを少し後悔しています。
PMP受験することが確実な方は、早めにPMI会員になってこれらの資料を手にいれることをオススメします(PMP受験料についてもPMI会員なった方がお得です)。
試験まで時間がなかったので、この2つの資料は基本的に巻末の用語集だけ使いました。
この時期は教科書も読み込み、演習問題も多く解いていましたが、用語集を見てみると意外と知らない用語がありました。体感20%ほど。
用語集の説明は、文量が少なく抽象的なものも多いです。あまり理解できてないと感じたら、ChatGPTや画像検索をして、用語と詳細なイメージを紐づけられるように心がけました。
本番では、用語の意味を問う問題や、用語を知らないと正答できない問題が出題されたので、かけこみで用語整理をしておいて本当によかったと思います。
スクラムガイド(2020)、PMP ECO、PMI倫理・職務規定
これらの資料は、ググったら無料で読むことができます。
PMP受験を決めたときにサラッと目を通していましたが、受験直前に改めて見直しました。
結果的に、これまで身につけた知識を総復習できたかなと思います。
私は、PMPを取ったついでに、Professional Scrum Master™ (PSM)という資格も取得しました。スクラムの基本知識があることを示す資格です。スクラムガイドを理解していればこちらの資格も手軽にとれるので、興味がある方はご検討ください。
SCRUM BOOT CAMP

スクラム開発の入門書です。難しそうなスクラムもスッキリ理解できました。
新米スクラムマスターの青年が、スクラム開発の環境を整えてプロジェクトを進行するというストーリー仕立ての構成です。
スクラムの用語や役割について具体的なイメージを持つことができると思うので、スクラムでの開発経験のない方には特にオススメします。
試験前日・当日にしたこと
試験前日、そして当日は、万全の状態で試験に臨むための最終調整期間です。
私が特に意識したことは、以下の3点です。
①教科書全範囲をもう一度読む
試験範囲は膨大ですが、教科書をもう一度通して読むことで、知識の抜け漏れがないか確認しました。
精読する時間はないので、重要なポイントや用語に焦点を当て、高速で読み返すようにしました。
②作成した用語集を見直す
notionで作成したオリジナルの用語集は直前まで活用しました。
特に、曖昧な記憶の用語や、間違えやすい用語を中心に高速で見返しました。
③早寝早起き。心を落ち着ける
試験当日は、最高のコンディションで臨むことが重要です。
そのため、前日は早めに就寝し、十分な睡眠時間を確保しました。
また、瞑想や軽いストレッチなどを行い、心身ともにリラックスできる時間を持ちました。
試験当日の朝も、早起きをして、軽い朝食を取り、心穏やかに試験会場へ向かうように心がけました。
試験当日は、焦らず、落ち着いて、自分自身を信じることが大切です。
勉強してきた成果を最大限発揮できるようコンディションを整えましょう。
試験前日の夜、勉強もやり尽くしてあとは受けるだけ!という夜に、とある夢を見ました。
内容はあまり詳しく覚えてないですが、目が覚めたときにふと心の中に湧いてきたのは「つらい思いをしている人に手を差し伸べられる人間になりたい」という想いでした。
私自身、PMPを取ったら仕事ができるようになるかもとか、箔が付くかもとか、そういう打算的な考えがゼロだったわけじゃありません。
しかし、この夢を見たことでそういった打算的な考えを完全に手放せました。
「開発する人たちのつらい思いを手放す手助けをする。そのためにプロジェクトマネジメントの知見を身につけたい」という初心に立ち返ることができました。
PMPに落ちたとしても、勉強してきたことは無駄じゃない。
そのようなスッキリと落ち着いた気持ちで試験に臨むことができました。
最後に
PMPに合格しましたが、私もまだまだ駆け出しのプロジェクトマネージャーです。
しかし、今回PMPを取得できたこと、そして全領域でAbove Targetを達成したことで、プロジェクトマネジメントの体系的な知識を持っているという自信を持つことができました。
ここで身につけた知識を、現場で活かしていきたいと思います。
このブログが同じような志を持っている方々にとって少しでも役に立つことを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント
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